自転車が走るのは車道が基本
自転車は軽車両に位置付けられているため、歩道と車道の区別がある道路では車道を走るのが原則となります。
しかしながら、子供から大人、老若男女問わずに乗ることができるのが自転車です。小学生や高校生などの学生が車道を走るのは車を運転する側から見ても危険を感じずにはいられません。
そのため、こういったルールがあります。「13歳未満の子どもや70歳以上の高齢者、身体の不自由な人は歩道を走行することができる」また、普通自転車が歩道走行可能の標識があるところについては車道を走らなくても良いということになります。
これらの標識やルールをしっかりと教えていくことが必要で、小学生のときに習う教習でもこういったルールが教えられています。
最近では高校生や高齢者によるの自転車の交通事故が目立ちますが、もう一度自分の運転の仕方が間違っていないか見直すことが大切です。扱い方によっては大きな凶器となるため、誰もが意識して運転することが必要です。
信号だけじゃない!自転車と交通ルール
自転車の交通ルール、どれだけあげられますか?
夜間の無灯火走行や、雨天の傘差し走行の禁止。他にも様々な交通ルールが存在します。信号を守ることはもちろんのこと、他のルールもしっかりと守って、事故のない走行を心がけていきましょう。
「自転車は除く」の表記がない限り、実は自転車も道路標識を守る義務があります。一時停止を無視した場合、懲役三ヶ月以下または五万円以下の罰金が課せられることになります。踏み切りでの一時停止無視は、これも懲役三ヶ月以下または五万円以下の罰金。先に述べた無灯火走行は、五万円以下の罰金。傘差し走行も同じくご万円以下の罰金が課せられます。
また、なぜ傘を差しながらではいけないのかを考えればわかることですが、携帯電話を使用しながらの走行、犬の散歩時にリードを手に持ったままでの走行も、同じく五万円以下の罰金となります。学生の通学時などに多い横並び走行、ヘッドホン等での音楽を聴きながらの走行は、二万円以下の罰金または科料が課せられます。
普段、あたりまえに乗っている自転車ですが、少し挙げただけでも、これだけの交通ルールが存在しています。
信号を守るというルール以外にも、たくさんの交通ルールがあるのです。ルールを知り、守り、普段から事故のない走行を心がけることが大切です。
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Last update:2019/2/22